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JAQUWA

masAto/
<< 7/26(Thu)Live@横浜ICCJ来場御礼 | main | 10/13,14 日印国交樹立60周年DIWALI in 横浜来場御礼 >>
9/11米国同時多発テロ11周年犠牲者追悼演奏@St. Paul's Chapel
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    2012年9月11日。米国同時多発テロから11年。
    今年は一昨年初めて追悼演奏をさせて頂いたNYロウアーマンハッタン、
    グラウンドゼロに近接するセントポール礼拝堂にて2回目の追悼演奏を
    行うために単独渡航をして参りました。

    1766年に開堂。1776年のNY大火災にてマンハッタンの500以上の
    建造物が破壊される中、奇跡的にバケツリレーによって難を逃れた
    その礼拝堂は、1789年4月30日ジョージ・ワシントンが合衆国初代
    大統領として、ウォール街のフェデラルホールにて宣誓を行った後、
    この礼拝堂に移動して礼拝に参加し、祈りを捧げた教会でもあります。
    そして、2001年9月11日の世界貿易センタービルの倒壊時にもかなりの
    埃と瓦礫を除いては、全く被害が無かった事から「生き残った小さな
    礼拝堂」と呼ばれています。

    2001年9月〜2002年5月までこの礼拝堂は、グラウンドゼロの救済員達に
    門戸を開き、消防士、建設作業員、警察官、その他の多くの人々に食事、
    傷の手当、休息等を提供する場となりました。
    その事から、現在、礼拝堂のいたるところには「揺るぎない精神:
    グラウンドゼロの希望と治癒」が展示されています。



    今年の9月11日の11周年の記念式典は、昨年の10周年の大規模な式典
    とは異なり、大統領他、政治家のスピーチはなく、ヨーヨーマ氏の
    チェロ演奏等の音楽家による演奏もなく、約200人の遺族が犠牲者の
    名前と故人への追悼のメッセージを切々と読み上げるのみの従来の
    規模に戻され、約4時間に渡り実施されました。


    11年の歳月が流れても遺族の哀しみの嗚咽は依然として絶える事なく、
    特に犠牲者救出に向かい殉職した初動レスキュー隊員約400名の遺族の
    哀しみはあまりにも深く響き渡っていました。
    今年のバッテリーパークでは、そうしたNY消防士の勇姿を忘れず
    後世に伝えるためのメッセージとして"never forget"の表記が
    施された米国国旗が力強く棚引いていました。



    今年初めて、昨年9月にオープンした倒壊した2つのビル跡地に
    創られた巨大な記念碑・プールのモニュメントを訪れました。
    9/11と1993年のテロの犠牲となった3,000名近くの方々のお名前が、
    2つのプールを取り囲む青銅版に刻まれており、そこから中央部に
    向けて滝が一気に整然と流れ落ちる巨大なモニュメントが鎮座して
    いました。
    夢も希望も怒りも哀しみも全ての感情が溶け合って大きな情念の渦と
    なり、滝の流れとなって、深く荘厳な滝底目掛けて静かに注ぎ込んで
    いく印象を持ちました。
    二つの巨大な哀しみのプールの奥には来年完工予定の世界貿易センタ
    ービル1号棟が静かに沈黙し、悠然と聳え立っていました。



    9月11日正午よりセントポール礼拝堂では、聖歌隊による合唱、礼拝が
    厳かに執り行われた後、箏とPianoでの追悼演奏を心を込めて無心に
    させて頂きました。
    2001年9月11日テロ事件直後に箏で作曲したレクイエム"pArfait Amour"
    を3部組曲に編曲したリアレンジを箏の独奏。及び、昨年3月11日東日本
    大震災直後にPianoで作曲したレクイエムの新曲"燕子花/kAqi-tsubAta"
    も初演しました。
    最後に9/11テロ前後に生まれ、心に深い傷を持つ子供たちの未来をお祈
    りし"white-wAll"のリアレンジをお贈りしました。





    演奏を終えた後、来場された観客の皆様より幸運にも暖かい拍手を頂き、
    遺族の方からは心の籠った感謝のお言葉も賜り、身の震える想いで拝聴
    しました。


    9月11日の夜、ロウアーマンハッタンに毎年恒例の犠牲者慰霊の蒼い光の
    イルミネーションが巨大な閃光となり、立ち上がりました。
    今年も締め括りの追悼演奏をsaxにて行いました。




    11年目の9/11、NY市内は昨年の10周年の喧騒とは様変わりし、比較的
    落ち着いたムードの中で、1日が過ぎていきました。
    他方で、11周年の追悼式典では、未だに癒えることのない遺族の語られる
    深い哀しみの嗚咽からも決して風化させてはならない真実を改めて噛み
    締めました。

    11年前の9月、未曾有の大事件を前に微力ながら音楽を通して、犠牲と
    なった方々の魂を弔いたいと一念発起し、追悼演奏活動を続けて参り
    ました。あれから11年、再びこの地で演奏が出来る事に改めて深く感謝
    すると共にこれからも引き続き粘り強くこの活動を続けて参りたいと
    存じます。

    次回は、10月13日(土)、14日(日)横浜山下公園にて開催される日印文化
    交流行事"DIWALI in Yokohama 2012"(今年は日印国交樹立60周年記念)
    にJAQUWAとして出演させて頂く予定です。
    7月末に初共演をさせて頂いたインド版ハリウッドのボリウッド映画女優
    でありダンスアーティストの板倉リサさんと再び共演をさせて頂く予定
    です。
    皆様のご来場を心よりお待ちしております。


    ●JAQUWA Set-List "Requiem for innocent victims and survivors
    of 11th Anniv of 9/11 attacks on Sep.11, 2012

    #1. pArfait Amour (part-1) <箏/qo-to>
    #2. pArfait Amour (part-2) <箏/qo-to>
    including Scarborough Fair
    #3. pArfait Amour (part-3) <箏/qo-to>
    #4. 燕子花/kAqi-tsubAta (Piano)
    #5. white-wAll <箏/qo-to>

    #1-#5: written by masAto/
    Except for "Scarborough Fair": British traditional folk song

    以上
    masAto/
    | - | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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